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家庭用太陽光発電の名義を変更する方法を解説!

公開日:2020/10/15

例えば車とか家などは所有者が変わると名義を変更するというのはよく知られていますが、実は太陽光発電でも同じように変更することがあります。ではこのような場合一体どのように手続きを進めて行けば、スムーズに名義変更ができるのでしょうか。

太陽光発電で名義変更をする必要がある場合

例えば、中古の発電所を購入した場合や分譲しているタイプの発電所を購入した場合などに名義変更が必要となります。自分が依頼して自分の家の屋根とかに太陽光発電システムを導入した場合は、名義を変更する必要はありません。また、相続した場合も名義を変更する必要があるので、必要に応じて正しい手続きをおこなっておくようにしましょう。

ただ、人によってはこのように所有者が変わったとしても変更する必要なんて全くないのではないかと考える人もいるのではないでしょうか。手続きなどは面倒だから、そのまま放置しておいて、指摘されたときに変更すれば良いと考える人もいるかもしれません。

しかし実際にはそうではなく、しっかりと変更しておかないと後々トラブルが発生して不利益を被ってしまう可能性もあるので注意しましょう。特に固定価格買取制度を利用している設備に関しては、ただ単に発電所の売買をしているというだけでなく、売電収入を得るための権利も同時に売買しています。

そのため、誰の名義になっているのかというのは非常に重要なことで、しっかりと変更しておかなおいと事業を継承していくことが難しくなってしまう可能性も出てきます。

名義変更手続きをする必要があるもの

家庭用太陽光発電を売買した場合ただ単に所有者が変わるだけでなく名義変更もする必要がありますが、その際に必要となる手続きはいくつかあります。

まず一つは設備認定と呼ばれていたもので、現在は事業計画認定という名前に変更されています。太陽光発電は設備を設置するときに、経済産業省の認定を受けなければならないのですが、その認定を受ける際には、太陽光発電の所有者を記載しなければなりません。したがって、もし売買で所有者が変わった場合は書類に記載されている所有者の名前を変えなければならないので、変更の手続きが必要となります。

この手続き自体は、以前所有していた人がするものではなく新しい所有者がするものなので、売買をしたからと言っている自動的に手続きをしてもらえるわけではありません。

また、売電によって利益を得ている場合、その売電収入は指定している口座に振り込まれる形になっていますが、これも変更しなければずっと前の所有者のままになってしまいます。だから、自分の口座に振り込んでもらうために、なるべく早い段階で口座を変更しておく手続きもしておくようにしましょう。

口座の変更に関しては、新しい口座に変更して切り替わるまでに時間がある場合もあり、即座に対応してもらえるとは限りません。したがって、届出を提出したときと、口座が切り替わる日をしっかりとチェックしておくようにしましょう。

さらに、太陽光発電システムには、メーカー保証がついていますが、そのメーカーに登録されている名前は以前の所有者のものになっています。ですから、これもしっかりと名義を変えておかないといけないので、充分注意しておくようにしましょう。

もし変更しないまま放置してしまうと、場合によってはメーカー保証を受けることができなくなってしまうことも十分ありうる話で、その場合修理費用を請求されることになってしまいます。メーカー保証を受けることができれば無料だったとしても、有償となってしまうので、できるだけ損をしないためにもしっかりと注意しておきましょう。

名義が変わると保証がつかない場合もあるので注意を

名義変更をしなければ保証を受けられない場合もありますが、変更してもタイミングによっては保証してもらえない可能性があるので注意が必要です。例えば家庭用太陽光発電システムを導入する場合施工業者からの施工保証がついている場合もありますが、これはもしかしたら次の所有者に保証が継承されない可能性もあります。

ただ、太陽光パネルは適宜メンテナンスが必要となる場合もあるので、あらかじめ施工業者に問い合わせたほうが安心です。また保証を受けられる業者の場合でも急に連絡をすると保証を受けられない場合もあるので、なるべく早い段階で業者に問い合わせをしておくほうが安心です。

合わせて手続きをしておきたいのが火災保険や自然災害保険など各種保険で、これも所有者の名前で加入しているのですが、所有者が変わったら名義変更しておくようにしましょう。しっかりと保証を受けるためにもまずは新規で保険に加入しておくほうが安心ですが、相続の場合は以前の所有者の保険を継承することが可能です。

ただ設備の所有者と保険の契約者が違っている場合などは、保険が利用できないとなってしまう可能性もあるので、しっかりと保険会社に問い合わせしておくほうが安心できます。

このように、家庭用太陽光発電システムを売買した場合、所有者が変更したことによって名義を適切に変更しておく必要があります。誰に権利があるのか、さらに誰に責任があるのかを最新の状態にしておかないと、不利益を被ってしまう可能性は十分あるからです。

 

家庭用太陽光発電システムを売買する場合その所有者になった人にシステムに関する名義を適宜変更しておく必要があります。特に注意したいのが売電をおこなっている場合で、正しく手続きをしておかないとその権利をうまく活用することができなくなる可能性もあります。

また保険やメーカー保証なども前の所有者の名義にしておくと、トラブルがあってもそのサービスとかを利用できなくなることも充分あり得ます。したがって、必要に応じて正しく手続きをし、必ず漏れがないように注意しておくことが発電所の売買をしたときには重要になってくると理解しておきましょう。

これらの手続きに関しては新しい所有者がおこなう必要があり、以前の所有者はおこなってくれないので、その点も理解しておくようにしましょう。

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