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太陽光発電を後付けするときのポイントとは?費用はいくらかかる?

公開日:2022/05/15


新しいエネルギーとして注目を集めている太陽光発電。その発電パネルを家の屋根に設置することで、太陽光発電で得たエネルギーを家で使えるようになります。新築時は一緒に設置すればよいのですが、すでに建っている家に発電パネルを後付けする場合どのようなことを意識するべきなのでしょうか。今回はそのポイントを紹介します。

太陽光発電を後付けするときのポイント

太陽光発電のパネルは後付け可能ですが、いくつかポイントを押さえなければ損してしまう可能性があります。まず、設置前に屋根の状態を確認しておきましょう。発電パネルと設置するとなると、多かれ少なかれ屋根に負担がかかってしまいます。

屋状態が悪いと後から屋根の修理が必要になり、発電パネルを外して屋根を修理し再度パネルを設置するという工程を踏まなくてはいけません。その分施工費用も上乗せされるため、必要に応じて屋根の修理・修繕を行い、丈夫にしてから発電パネルを設置してください。

■導入時の費用と得られる利益のバランスを考える

太陽光発電導入時には、当然ですが費用がかかります。その後も、不具合があった場合はメンテナンスが必要で、雨漏りや屋根の劣化によってその分の費用がかかることも。ただ、太陽光発電で得たエネルギーを自分の家の電気として使えれば、光熱費の節約につながります。長い目で見た時にどちらがお得かしっかり見極めてください。

太陽光発電の後付けにかかる費用の相場

太陽光発電を後付けする場合、さまざまな費用がかかります。発電パネルや設置用架台の費用は、1kWhの電力を得るために約20万円必要です。10kWhなら200万円以上かかることもあるため、どれくらいの発電量にするか予算の範囲内で検討しましょう。

そして、設置には工事費が加算されます。30~50万円ほどかかり、さらに発電パネルをパワーコンディショナーによって家庭で使えるエネルギーに変換しる費用も上乗せされます。5kWh分発電パネルを設置するなら150万円、10kWhなら200万円ほどかかる計算になるようです。

その他、設置する条件によっても価格が変わることを覚えておいてください。設置が難しく危険をともなうような場所であれば費用が加算されるケースもあるうえ、太陽光発電の専門業者を利用するかどうかによってもまた費用が変わります。複数の業者や販売店に見積もりを依頼してみましょう。

■設置後の費用は?

太陽光発電パネルはそう簡単に壊れるものではありません。ただ、万が一のことを考えて定期的にメンテナンスすることをおすすめします。4~5年に一度は点検して設備に不具合や問題がないか確認しておくことで、安心して太陽光発電を利用できるでしょう。点検費用は1kWhあたり5,000~6,000円です。5kWhなら3万円ほどかかるので、維持費もきちんと計算しておくことが重要です。

■元が取れるのはどのくらい?

1kWhの発電パネル設置に20万円かかるとします。一般的に1kWhの電気代は27円といわれていて、計算すると約7,400kWhの発電で元が取れるのです。日照時間や天候にもよりますが、1kWhのパネルを設置すると1年間で約1,000kWh発電できます。設置から7~8年ほどで利益が生まれる計算になるため、周囲の状況や家の状態などを把握しながら設置を検討してください。

太陽光発電の後付け工事で気をつけるべきこと

効率よく太陽光発電のエネルギーを利用するのであれば、パネルの設置方法や向きに気を配りましょう。パネルの向きは南がもっとも発電量が多く、続いて南西・南東、西・東、北と発電効率が下がっていきます。屋根の向から南向きにパネルを設置できるかどうか、業者とよく相談してください。

そして、どんなに発電パネル設置に適している屋根であっても、陽の光が当たらない状態では意味がありません。周囲に高層ビルや自分の家より高い建物があったり、木々に囲まれていたりすると期待していた発電量は見込めなくなってしまいます。設置するからには効率よく発電できるよう、1つ1つポイントをしっかり押さえてください。

■パネル以外の設備の場所も確保

発電パネルを設置しただけでは、太陽光発電のエネルギーを自宅で使えません。家庭で使えるように電気を返還するパワーコンディショナーを設置する必要があります。それを自宅の中に設置するか外に設置するかの2択になります。家の中に充分なスペースがない場合、必然的に外に設置することになるようです。

外に設置する場合は、ブレーカーから距離が離れるほど効率が下がってしまうことを覚えておいてください。また、稼働時には音が鳴ります。騒音レベルの大きい音ではありませんが、周囲に住んでいる人の迷惑にならないような場所を選びましょう。

 

太陽光発電を後付けするときのポイントについて説明しました。後付けする場合は屋根をしっかり補修して、予算の範囲内で設置することをおすすめします。その際、屋根の向きや周囲の環境、パワーコンディショナーの設置位置なども考慮しなくてはいけません。自分の要望を業者にしっかり伝え、双方納得のうえで工事を進めてください。

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