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補助金制度はなくなった?太陽光発電システムについて

公開日:2019/09/15

自宅へ太陽光の導入を考えている方にとって、補助金を利用できるかは重要なポイントです。今現在、太陽光の設置で利用できる補助金は存在しているのでしょうか?

こちらの記事では、太陽光と補助金にまつわる情報を徹底的に解説しています補助金の有無と併せて確認したいお得情報についても紹介します。

日本政府による太陽光への補助金の歴史

太陽光の補助金について詳しく知るために、まずは日本政府による太陽光に関する補助金の歴史を理解しましょう。

・2019年現在、太陽光への国の補助金はない
結論から申し上げると、2019年現在は太陽光に対して国が補助金を出している制度はありません。しかし、実は過去には国が家庭用太陽光に対して補助金を出す制度が存在していたのです。

・過去に行われていた補助金制度
初めて国が家庭用太陽光に対する補助金の仕組みを整えたのは2003年。当時は「太陽光などの再生可能エネルギーは技術レベルこそ十分であるものの、経済的な面では普及には至らない」ということが理由で補助金制度がスタートしました。

この補助金制度は2005年に廃止されましたが、2009年にはもう一度補助金制度がスタートされます。しかしこの制度も2013年には終了し、現在まで家庭用太陽光に関する新たな補助金制度は打ち出されていません。

・補助金はなくなっても導入コスト自体は下がっている
2013年に家庭用太陽光の補助金制度が終了した理由は「導入コストが非常に安価になった」からです。というのも、2007年頃の家庭用太陽光のkW単価は約70万円と高額でした。しかし、現在では30万円を切るkW単価で家庭用太陽光を導入可能ですから、補助金がなくなってしまうのも頷けます。

そう考えると、国による補助金がなくなったからといって悪いことばかりではありませんね。むしろ、過去と比較すると導入費用は半額程度にまで抑えられているので、よりたくさんの方が家庭用の太陽光を設置しやすくなっていると考えるべきでしょう。

現在は各自治体が補助金を出している

国による太陽光への補助金自体は無くなってしまいましたが、現在でも各地自治体が太陽光への補助金を出しているケースがあります。補助金の内容や条件は自治体によっても異なりますが、数万円〜数十万円の補助金を受け取れる場合も。自宅の屋根に太陽光の設置を検討している方は、ぜひお住まいの地域の補助金を調べてみてくださいね。

・自治体の補助金は予算の上限に注意
各自治体が太陽光の設置を支援する補助金を利用する場合、気をつけなければならないのは予算の上限です。ほとんどの補助金には制度自体の期限が設けられていますが、それとは別に予算の上限も設定されています。

補助金の給付は基本的に先着順となるので、制度の適用期間中であっても予算に到達していた場合は補助金を受け取れない可能性があります。補助金をあてにして太陽光の資金計画を立てていた場合、補助金がもらえなければ計画が崩れてしまいます。

そうならないように、購入前に補助金がまだ継続されているかどうか確認しておくといいですね。自分ではよくわからない場合、設置業者が相談に乗ってくれるでしょう。

太陽光との組み合わせが最強の蓄電池にも補助金あり

太陽光パネル自体への補助金を検討することも大切ですが、蓄電池にも各地方自治体が提供する補助金があることも覚えておきましょう。蓄電池とは、太陽光で発電した電気を蓄えておくための設備のことです。

蓄電池を設置することには「夜間でも自家発電の電気を使える」「電気を売る利益が大きくなる」などのメリットがあり、太陽光とセットで導入する方も多いです。蓄電池の購入にも100万円以上の費用が必要になることがほとんどなので、補助金を利用できればありがたいですよね。

もし太陽光と蓄電池の同時設置を検討している方であれば、自治体の補助金を調べる際に蓄電池に関してもチェックしてみるといいでしょう。

再生可能エネルギーの需要は今後さらに高まっていく

国による補助金の終了やFIT制度の終了などを悲観的に捉えてしまう方もいらっしゃいます。しかし、これらの制度がなくなったからといって太陽光の未来が失われてしまうわけではありません。

むしろ、今後も再生可能エネルギーとして太陽光はどんどん需要を伸ばしていくことでしょう。技術の進歩に伴い導入コストは下がってきているので、自家発電のために設置することも立派な選択肢です。迷っている方は、ぜひ本格的に太陽光を検討してみてくださいね。

 

今回の記事では、太陽光と補助金にまつわる情報をまとめました。2019年現在、国による補助金はないものの、各地方自治体が家庭用太陽光の設置に対する補助金を用意しています。

さらに、太陽光だけではなくセットでお得になる蓄電池に関する補助金を用意しているところもあります。太陽光と蓄電池を同時に設置しようと考えている方は、そちらも要チェックです。

国による太陽光への補助金はなくなっても、住宅への導入コストはどんどん下がってきています。そのため、まだこれから太陽光を導入しても遅いということはないのです。

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