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家庭用太陽光発電と蓄電池を組み合わせて使うメリット・デメリット!

公開日:2021/07/15


作った電気を自宅で使うことによる節約だけでなく、余った電気を売ることで家計の足しにもなるのが家庭用太陽光発電です。環境にも優しいことから、これから導入しようと思っている人もいるのではないでしょうか。今回は家庭用太陽光発電と蓄電池を組み合わせて使うメリットとデメリット、蓄電池の選び方を解説するため、参考にしてください。

家庭用太陽光発電と蓄電池を組み合わせて使うメリット

すでに家庭用太陽光発電を設置している人だけでなく、これから取り入れようと思っている人におすすめなのが蓄電池との組み合わせです。まずは主なメリットを4つ紹介しましょう。

夜間の買電をセーブできる

まずは日中に貯めた電気を夜間に使うことで、買電をセーブできることです。一般的に夜間帯は太陽が出ていないため、太陽光発電はできません。そのため、電力会社から電気を購入する必要が出てくるでしょう。しかし蓄電池があれば、日中に発電させた電気を貯めておけます。貯めた電気を夜間に使用することで買電をセーブし、結果、出費も抑えられるようになるでしょう。

電気代が安い夜間に蓄電して、電気代が高い昼間に回せる

2つ目は余った電気を買い取ってもらえることです。家庭用太陽光発電のみでも余った電気を買い取ってもらえますが、蓄電池があるとさらにお得になります。電力会社や契約プランにもよりますが、夜間の電気代は昼間の電気代よりも安く設定されていることも少なくありません。中には1キロワットあたり、10円以上も安く設定されているほどです。蓄電池があると夜間の電気代が安い時間帯に電気を貯めておき、電気代が高くなる昼間に電気を使えるようになります。

災害などの非常時に電力として活用できる

自然災害などの非常時に、電気がシャットダウンすることも充分考えられます。家庭用太陽光発電だけでも非常時に活躍してくれますが、残念ながら曇りや雨の日は使えません。しかし、蓄電池があれば太陽が出ている間に貯めた電気を、曇りや雨の日に回せるのです。停電中も電気が使えるのは心強いですね。

FIT制度がなくなったとしてもメリットをもち続けられる

最後はFIT制度が今後なくなったとしても、太陽光発でのメリットをもち続けられることです。FIT制度とは発電したエネルギーを、電力会社に買い取ってもらう公の制度を指します。現在はFIT制度のおかげで自家発電した電力を買い取ってもらい、収入にできるようになっているのです。

制度がいつ変更されたり、廃止になったりするかはわかりません。廃止になってしまうと、発電で余った電力を買い取ってもらえなくなってしまいます。しかし、蓄電池があれば例え電力を買い取ってもらえなくても、余った電力を曇りや雨の日、夜間に回すことで節電につながるでしょう。

家庭用太陽光発電と蓄電池を組み合わせて使うデメリット

続いてはデメリットを紹介します。

初期費用が必要となる

蓄電池を購入するための初期費用が必要です。価格はさまざまですが、安くても90万円ほどはかかります。さらに設置費用と電気系統の工事費もプラスとなるでしょう。

設置するために充分スペースを必要とする

2つ目は蓄電池を設置するために、充分なスペースを必要とすることです。エアコンの室外機2つ分ほどの大きさとなるため、敷地が狭い住宅の場合はスペースの確保が難しくなるかもしれません。

蓄電池はどう選ぶ?

蓄電池を選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。主なものを見ていきましょう。

非常時の電力としても活用したいかどうかを検討する

まずは停電した際など、非常時の電力としても活用したいかどうかを検討してください。大地震や台風、豪雨といった災害によって、長期間の停電でも安定して電気を使用したいのであれば、必然的に容量の大きい蓄電池が必要となります。停電対策は最小限で問題なければ、リーズナブルな小容量のものを選ぶとよいでしょう。

特定負荷型と全負荷型の違いを理解する

蓄電池には特定負荷型と、全負荷型の2種類があります。2つの違いを理解して、各家庭の状況に合わせて適切なものを選ぶようにしましょう。特定負荷型は特定の部屋と電化製品にしか使えないものの、消費電力が少なく済むメリットがあります。一方で全負荷型は、家中すべての部屋と電化製品で使えるものの、商品価格は高額になりがちです。

どのくらいもつのかを確認する

蓄電池の寿命はそれぞれ異なります。メーカーごとに保証されている回数を超えて充電と放電がくり返されると、少しずつ貯めておける電力量が減っていくのです。購入前に保証されている回数を確認しておくとよいでしょう。

 

家庭用太陽光発電に蓄電池を組み合わせることで、夜間の買電をセーブできる、電気代が安い夜間に蓄電して電気代が高い昼間に回せる、災害などの非常時に電力として活用できるなどのメリットが生まれます。まとまった初期費用や設置するためのスペースが必要ですが、長い目で見るとコスト回収も可能となるでしょう。蓄電池はメーカーや商品ごとにさまざまな特徴をもっています。今回紹介した記事も参考にして、家庭にピッタリな商品を見つけてください。

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