家庭用太陽光発電・蓄電池をお探しの方に口コミでも評判のおすすめ業者を厳選してご紹介

相場を知りたかったら見積りが1番!見積り時に聞きたいことまとめ

公開日:2019/10/01



「家庭用太陽光を検討しているけど、全く相場がわからない…」とお困りではありませんか?

こちらの記事では、見積りが相場と比較してどうかを判断するために覚えておきたいポイントを紹介しています。さらに、記事内では複数の業者を比較するために重要な指標についても触れています。ぜひ最後までご覧ください。

太陽光発電の見積りでチェックすべきこと

自宅の屋根に太陽光パネルを設置しようと考えた時に、まず実施するのは情報調査です。そして、本格的な導入を検討し始めると相場を知るために実際の業者へ見積りを依頼します。

しかし、見積りをもらっても具体的な内訳や「どこを見て比較すればいいのか」という点や、「相場通りの金額なのか」はわかりにくいですよね。そこで、太陽光発電の見積りをもらった時にチェックするべきポイントをお伝えします。

・まずは総額と工事費用をチェック
太陽光発電の見積りを受け取ったら、相場と比較するためにまずは総額と工事費用をチェックしましょう。太陽光パネルの設置にかかる初期費用は現場状況によって大きく左右されてしまいます。

そのため、インターネットなどで調べた金額とは全然違う見積り結果になっていることもしばしば。見積り価格を左右する要素としては、次のようなものがあります。

・どのメーカーの太陽光パネルを選ぶか
・設置する屋根の面積
・屋根の勾配
・使っている屋根材

これらについて、順に説明してまいります。1つ目のどのメーカーの太陽光パネルを選ぶかで見積りが変わる点について、実は太陽光発電といっても様々なメーカーがパネルを販売しています。例を挙げると、パナソニックやシャープなど。その他にも太陽光パネルを販売するメーカーは多数あります。

それぞれのメーカーによって性能は異なる上、保証内容も若干違ってきます。一般的に、パネルの性能が良くなればなるほど本体価格も高くなります。この点についてはどのメーカーを選ぶかによって変わってくるので、ある程度コントロールができます

しかし、それ以外の要素については自分ではなかなか調節が効かないものばかりです。なぜなら、既に完成している住宅へ太陽光パネルを設置する場合、屋根ごと取り替えることは難しいからです。

例えば、屋根の勾配やどんな素材でできているかによって設置費用は変わってきます。太陽の光を受ける最適な角度に調節しなければならないほか、瓦屋根だと瓦を剥がす作業が発生するぶん費用が高くなってしまいます。

・次に発電量をチェック
総額と工事費用をチェックしたら、次は発電量を確認します。先述したように、太陽光パネルはどのメーカーの商品を選ぶかで金額が変わってきます。

パネル選びで注意したいのは、「とにかく安ければいい」というものではない点です。なぜなら、太陽光パネルは高額になると性能が上がり、発電量も増えるからです。発電量が増えるということは将来的な売電収入が増えるということなので、初期費用の回収もしやすくなります。

仮に受け取った見積りが予想以上に安くても、発電量の低いパネルで作成されている可能性があります。その場合、発電量が多いパネルを選んだ場合の見積りよりも高額な費用が必要になると考えておきましょう。

・kW単価を計算する
最後は見積りに記載されていない、kW単価を自分で計算します。kW単価とは、「1kWを発電させるためにいくらの導入費用が必要か」を表す指標です。

業界ではこの指標を元に太陽光発電における相場を測るので、非常に重要な数値です。kW単価を求めるための計算式は、「総額÷太陽光パネルのkW数」です。

この時注意したいのは、計算に使用するkW数はパワーコンディショナの数値ではなく太陽光パネルの数値である点です。このkW単価を計算すると、見積り価格が本当に適正なのかどうかが見えてきます。

複数の業者を比較する際はkW単価が指標になる

先ほど求めたkW単価は、複数の業者を比較する際の指標となります。太陽光発電において重要なのは、どれだけの初期費用でどの程度の収益を生むことができるかです。

業者によって初期費用が変わってくることは言うまでもありませんが、見積り価格が相場より安くても将来的な利益が少なくなっていては意味がないです。だからこそ、kW単価を比較して将来的な投資回収の見通しを立てなければなりません。

「営業マンの対応が良かったからこの業者が気に入った」というのは非常にいいことです。今後もその業者と付き合っていくことになるでしょうから、営業マンとの相性がいいことは重要です。

しかし、だからといって1つの業者で即決することはおすすめできません。複数の業者を比較して、最も利益が出そうなところと契約することが大切です。

不明点はどんどん質問しよう

見積りをチェックする上で、不明点もたくさん出てくることでしょう。わからない言葉などについてインターネットを使って自分で調べる姿勢も重要ですが、それよりも担当者に直接話を聞くことが大切です。

なぜなら、複数の業者を比較したくても担当者によって想定している内容が異なるからです。太陽光発電でどの程度の利益を上げたいのか、具体的な希望がある方はその旨も伝えた上で見積りをもらうといいでしょう。

 

今回の記事では、太陽光発電の相場を知るために見積りで聞きたいポイントをまとめました。太陽光発電においては、初期費用がただ安いかどうかよりもkW単価が重要となります。

kW単価を計算すれば、相場と比べてその業者の見積りがどうなのかを確認しやすいからです。家庭用太陽光を検討中の方は、ぜひこちらの記事で紹介したポイントを参考にしてみてくださいね。

おすすめ関連記事

サイト内検索