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太陽光発電で発電した電力は売電と自家消費のどちらがお得?

公開日:2023/06/15


太陽光発電をご検討中でしょうか?太陽光発電で作った電気は、売電や自家消費ができます。どちらを選ぶかはオーナー次第です。ポイントは売電価格と購入価格のどちらが高いかです。では、売電と自家消費はどちらがお得なのでしょうか。今回は、太陽光発電で発電した電力は売電と自家消費のどちらがお得かについて、詳しく紹介します。

太陽光発電の電力を売る?それとも自分で使う?

太陽光発電は、電力を売った方が得なのでしょうか。それとも自分で使った方が得なのでしょうか。こちらで詳しく紹介します。

2023年時点では売電と自家消費はどっちがお得か?

2023年時点では、太陽光発電は自家消費がお得です。理由は次の通りです。2023年度の10kW未満の住宅用太陽光発電設備の1kwhあたりの売電価格は16円であること、2023年1月の家庭用の電気購入価格の全国平均は1kwhあたり32.25円であることが挙げられます。売電価格と購入価格の差額は約2倍です。現在、購入価格が2倍も高くなっています。この結果から、太陽光発電をして作った電気は自家消費した方がお得になるといえます。

自家消費型太陽光発電が注目されている理由

2023年の太陽光発電は、自家消費型太陽光発電が注目されているといわれています。一体なぜでしょうか。こちらでは自家消費型太陽光発電が注目されている理由について、詳しく紹介します。

電気料金が値上がりしているから

電気料金が値上がりしている原因は、燃料価格の高騰、原子力発電の停止、再エネ賦課金の単価上昇などがあります。とくにロシアウクライナ戦争で、天然ガス、石油、石炭などの化石燃料が高騰したことが大きな原因です。電気料金が値上がりしていることから、自家消費型太陽光発電が注目されています。

売電価格が年々低下しているから

10kW未満の住宅用太陽光発電設備の1kwhあたりの売電価格は、2009年度の48円をピークに年々低下しています。直近の2023年度は16円まで下がっています。これはピーク時の2009年度と比較すると約1/3です。売電価格が年々低下していることから、自家消費型太陽光発電が注目されています。

太陽光発電を自家消費型に移行するメリット・デメリット

太陽光発電を自家消費型に移行するとどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。こちらで詳しく紹介します。

メリット① 電気料金の削減ができる

1つ目のメリットは電気料金の削減ができることです。太陽光発電を自家消費型に移行すると、発電した電気は自分のところで使うことができます。そのため、電気料金の削減をすることが可能です。今後も電気代の高騰は予想されます。

もし発電した電気を自家消費ができれば、どれだけ電気代が高騰しても問題ありません。電気料金の削減ができることから、太陽光発電を自家消費型に移行することをおすすめします。

メリット➁ 停電の時にも電気が使える

地震や台風など、自然災害が原因で電気インフラが使えないことがあります。いわゆる停電です。自然災害が原因で停電が起こっても、自家消費型太陽光発電があれば、電気が止まることがありません。そのため、家のなかで電気が使える普通の暮らしができます。停電の時にも電気が使えることから、太陽光発電を自家消費型に移行することをおすすめします。

メリット➂ 法人であれば節税対策ができる

3つ目のメリットは法人であれば、節税対策ができることです。法人であれば、太陽光発電の設備は償却資産として計上されます。そのため、節税対策ができます。具体的には、設備投資額と、維持管理費を経費として計上することが可能です。

太陽光発電の設備の法定耐用年数は17年なので、初期投資は17年間にわたって所得から差し引かれます。また維持管理費は、毎年メンテナンスでかかった分だけ経費に計上できます。法人であれば、節税対策ができることから、太陽光発電を自家消費型に移行することをおすすめします。

デメリット① 初期費用がかかる

1つ目のデメリットは初期費用がかかることです。太陽光発電を自家消費型にするためには、初期費用がかかります。太陽光発電の初期投資には、ソーラーパネル代やパワーコンディショナー代、分電盤代が必要です。また、接続箱代や配線代、コンクリートの土台設置代なども発生します。太陽光発電を自家消費型にするには、これらの初期費用がかかるデメリットがあります。

デメリット➁ メンテナンス費用がかかる

2つ目のデメリットはメンテナンス費用がかかることです。太陽光発電の設備は、ほぼ毎年のようにメンテナンスしなければなりません。主なメンテナンスは次の通りです。まずは定期点検費用で、1~2万円ほどかかります。

また、ソーラーパネルの清掃費用が3~6万円、パワーコンディショナーの交換費用が20~30万円ほどかかります。太陽光発電を自家消費型にするには、これらのメンテナンス費用がかかるデメリットがあります。

まとめ

今回は、太陽光発電で発電した電力は売電と自家消費のどちらがお得かについて、紹介しました。今回のポイントをまとめると、太陽光発電で発電した電力は売電と自家消費のどちらがお得かについては、2023年時点では太陽光発電は自家消費にした方がお得です。理由は売電価格が下がり、購入価格があがっているからです。しばらくの間は、現在の状況が続くと予想されます。本記事が太陽光発電で発電した電力は売電と自家消費のどちらがお得かについて詳しく知りたい方に届けば幸いです。

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