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太陽光発電に適した屋根の形状は?発電量はどう変わる?

公開日:2022/04/15


新しい発電として注目を集めている太陽光発電。天気がよければ電気をためて使えるため、とてもエコで経済的なところが魅力的で、導入を考えている方も多いのではないでしょうか。太陽光発電は家の屋根の形によって発電パネルの設置方法が変わります。今回は太陽光発電に適した屋根の形や発電賞について詳しく解説します。

屋根の形によって太陽光発電パネルの設置方法が変わる

太陽光発電を取り入れる際には、屋根の形でパネルの設置方法が変わるようです。自宅の屋根の形をよく確認してください。日本で作られる住宅でもっとも多い形は切妻という三角屋根です。屋根部分が広く作られているものが多く、発電パネルが設置しやすいという特徴があります。

日本は北半球に位置するため、太陽は東から登って南の空を通り西に沈みます。東、南、西向きに設置することがおすすめです。発電パネルは大きさが異なり、デッドスペースが生まれないよううまく組み合わせましょう。

■平屋根は設置しやすく、台形は設置場所が選びやすい

平屋根は傾斜がなく、パネルを設置しやすい点が特徴的です。屋根がどの方向を向いているかを考慮しなくて済むため、効率的に太陽光発電ができるといえます。ただ、傾斜がなく雨漏りのリスクが高い形状で、パネルに防水処理を施す必要があります。その分費用がかさむことを覚えておいてください。

台形型の屋根は台形部分と三角形部分を2つずつ寄せて作ります。設置する向きを自由に選ぶことができますが、1面の面積は広くないためパネルの設置方法を工夫することが重要です。

屋根の形や向きで太陽光発電の発電量も変わる

太陽光発電を取り入れるには、屋根の形や向きが重要です。設置する方角は南がもっとも効率がよいといわれています。東、西でそれぞれ南の8~9割程度、北だと6割程度になってしまいます。もともと北向きの屋根の面積が多い場合、太陽光発電の発電量があまり見込めなくなってしまうのです。可能な限り南や南西、南東など南向きに発電パネルを設置しましょう。

■角度も重要

屋根の角度は30度が理想とされています。ただ、すでに建っている家では屋根の角度を調整することは難しいと考えられます。その場合、発電パネルの角度を調整するなど対策をとってください。そして、角度は20度でも40度でも方角のときほど発電効率に差は生まれません。

ただ、少しでも効率よく太陽光発電を利用したいと考えているなら角度も重視することをおすすめします。この30度というのは関東が基準です。東京より北に位置する場合より急な角度、南に位置する場合緩やかな角度が適しているため、自分が建てる地域の適切な角度をしっかり調べておきましょう。

太陽光発電設置に適した条件とは

太陽光発電を設置する場合、周囲の環境も重要な要因になってきます。南向きの陽がよく当たる開けた場所に家が建っていることが第一条件です。高層ビルや背の高い木々によって南から入る陽が遮られてしまう場合、せっかく発電パネルを設置したとしても思うように発電量が増えず、損することにつながってしまいます。

同じような高さの家が並んでいる場合はそこまで弊害がありませんが、周囲の住宅が自分の家より高い場合もあまり向いていません。発電が見込めるかどうかしっかり検討したうえで導入を決めてください。

■屋根はあらかじめ補修しておく

新築で発電パネルを設置する場合あまり関係ありませんが、後付けする場合はまず屋根を補修しておきましょう。屋根に重みがかかるため負担になるうえ、後から補修するとなるとパネルを取り外して屋根を修理し、またパネルを設置するという手間がかかります。その分費用もかかってしまうことから、屋根は先に補修して丈夫な状態にしておくことが重要です。

■パワーコンディショナーの設置場所も確保

発電パネルで太陽光発電ができても、それを家庭で使えなくては意味がありません。そこで、太陽光発電によって発生した電気を使用できるようにする機械・パワーコンディショナーを導入する必要があります。パワーコンディショナーはブレーカーに近い場所に設置することで、電気のロスを可能な限り軽減できます。

大きさもさまざまであり、設置場所も屋内・屋外を選べるので、もっとも邪魔にならずかつ効率的に電気を使用できる設置場所を確保してください。ブレーカーの周りにスペースがない場合屋外に設置しますが、運転中は多少音が鳴ります。騒音被害になるほどの大きさではないものの、周囲に家が密集している場合できるだけ迷惑にならない場所を選んで設置するなど工夫しましょう。

 

太陽光発電に適した屋根の形や方角について説明しました。発電パネルは南に設置するともっとも効率よく発電できます。ただ、周囲の環境によっては思ったほどの発電量が見込めないというケースも。導入の際には屋根の形や向きだけでなく、周りの環境や屋根の状態などさまざまだということを考慮して発電パネルを設置してください。

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