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家庭用太陽光の発電量と売電収入を計算して運用計画を立てよう!

公開日:2019/10/15


太陽光の売電収入を考えるためには、発電量が最重要です。初期費用を回収するための運用計画は、発電量のシミュレーションをもとに考える必要があります。こちらの記事では、太陽光の成功を左右する発電量に関する情報を徹底的にまとめています。

自宅の屋根に太陽光の設置を検討中の方が参考にしやすい情報ですので、ぜひ最後までお付き合いください。

太陽光が成功するかどうかは発電量次第

発電量とは、何らかのエネルギーを電気エネルギーへと変えることで生まれる電気の量のことです。太陽光においては光エネルギーを電気エネルギーへ変換することになりますが、この時どれだけ多くの電気を生み出せるかが成功のカギとなります。なぜなら、発電量が多ければ多いほど自宅で使える電気の量は増えますし、余った電気を売ってお金に変えやすくなります。

・1年間の発電量の目安
自宅の屋根に太陽光を設置した場合、1年間でどれくらいの発電量が期待できるのでしょうか。これについては、一般的に1kWあたり1,000〜1,200kWhが目安となります。

・kWとkWhの違い
太陽光の発電量の目安を解説する際に、「kW」と「kWh」という2つの単位が出てきましたね。似ているこれらの単位ですが、それが意味しているものは異なります。kWは仕事量を表し、数値が大きくなればなるほど発電や消費などの「仕事」をするために必要な電力は大きくなります。そして、kWhは電気の量を表す単位で、1時間あたりの電気量を意味しています。

発電量の目安を知るにはネットシミュレーションが簡単

太陽光で作れる電気の量は計算式を使っても求められますが、インターネットには自動計算してくれるシミュレーションツールが存在しているのでそちらを利用する方が簡単です。お住まいの地域によってザックリとした試算を行ってくれるため、太陽光に興味のある方はぜひ使ってみてください。

・ネットのツールは目安でしかない
ただし注意したいのは、ネットのシミュレーションツールではあくまで概算しか試算できない点です。というのも太陽光の発電量には日照時間が深く関わっていて、日照時間は住宅1軒ごとに全く違ってくる場合があるからです。

日照時間とは、1日のうち日差しが陰ることなく照らしていた時間のことです。太陽の日差しは雲によって遮られてしまうほか、高層ビルに遮られることもあります。

また、太陽光を設置する屋根の向きや住宅の立地によっても日照時間は違ってきます。そのため、ネットで地域を指定してシミュレーションしたとしても実際の発電量は全く異なっているケースがあります。

太陽光の発電量を正確にシミュレーションする方法

それでは太陽光の発電量は実際に屋根に設置してみないとわからないのでしょうか?そんなことはありません。実は、より正確に自宅での太陽光の発電量をシミュレーションする方法が存在しているんです。

その方法とは、パネルの設置業者に見積もりとあわせて依頼することです。設置業者は実際の住宅の状況を確認、つまり現地調査の上でシミュレーションを行っているので、より実態に近い正確な試算結果が得られます。

・業者選びは施工実績の多さが重要
もちろんシミュレーションを依頼する業者はどこでもいいものではありません。きちんと信頼の置ける業者に依頼することが重要です。なぜなら、悪質な業者だと実態とはかけ離れた利益の出やすい計画を提示して契約させようとするところもあるからです。

悪い業者に騙されないためにも、信頼の置ける業者を選びましょう。そのためには、過去の施工実績を豊富に持っている業者の方が安心できます。また、設立直後の会社よりも歴史が長い会社の方がシミュレーションのノウハウを確立しています。

・発電量が左右されてしまう要因とは
それでは最後に、太陽光において発電量が左右されてしまう要因についてお伝えします。

① 屋根に設置するパネル枚数
② パネルやパワーコンディショナの製品ごとの変換効率の違い
③ パネルの設置角度と方位
④ 天気
⑤ 気温
⑥ 日照時間
⑦ パネル表面の汚れや傷など

太陽光の発電量が変わってくる要素としてはだいたいこれを覚えておくといいでしょう。屋根に何枚のパネルを設置するかで発電量が変わるのはもちろん、選ぶ製品によって変換効率という性能に違いがあるので電気を生み出す量も違います。

また、北向きより南向きの方が太陽を浴びやすいのは当然ですし、曇りや雨の日には太陽光の発電量は低下してしまいます。さらに、太陽光には気温が上がれば上がるほど発電量が落ちるという特徴があります。

発電量には日照時間が関係していることは先述の通りですし、パネル表面が鳥のフンなどで汚れていると光がうまく差し込まないので発電量は減ってしまいます。このように様々な要因で太陽光の発電量は変わってしまうため、導入前の試算はもちろん設置後のメンテナンスも欠かさないことが大切です。

 

今回は、太陽光の売電収入を決める発電量に関する情報をまとめました。発電量は様々な要因によって変わってきますが、できる限り導入前に実態を掴んでおくことが成功の秘訣です。信頼できる業者へシミュレーションを依頼して、太陽光発電で成功を手にしてくださいね。

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