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悪質な家庭用太陽光発電業者の特徴とは?見極めるコツを学ぼう!

公開日:2021/12/15

日本全国には家庭用太陽光発電を扱う事業者が数多くあります。しかし、自分が頼もうとしている相手が悪質業者ではないかという不安を持ってしまうかもしれません。そこで、今回は悪質な家庭用太陽光発電業者の特徴や見極めるコツ、事業者を選ぶ際に意識すべきポイントなどについてまとめます。

悪質な家庭用太陽光発電業者の特徴

悪質な家庭用太陽光発電事業者の特徴を4つに分けてみてみましょう。

すぐに契約を迫り、しつこく勧誘する

訪問販売であれ、店舗での販売であれ、担当者がすぐに、その場で契約を迫ることがあります。こうした業者は、とにかく契約をとることが最優先であるため、顧客に逃げられないよう、早めに「契約」までこぎつけたいと必死です。顧客にゆっくり検討させず、契約を迫る業者は悪質である可能性がります。

また、勧誘がしつこいのも悪質業者の特徴です。中には、訪問販売で訪れて長時間居座って契約するまで帰らないような業者もいます。こうした「しつこい業者」は、まず悪質とみてよいでしょう。

ウソの説明や大げさな説明をする

発電業者の中には、契約にこぎつけたいがために顧客にウソの説明や誇大な説明をすることがあります。たとえば、太陽光発電による節電効果や売電による利益などを過大に見積もることで、顧客の利益が増えるような説明をすることがありますので、注意が必要です。

また、キャンペーンなどとして大幅な値引きを提示してくることもあります。さらに、モニターになってくれたら割引、あるいは無料にすると提案する「モニター商法」を使う業者もいます。

こういった過度なキャンペーンで提示される金額は適正価格に大分上乗せされたものかもしれません。安さにつられて即断せず、熟慮することをおすすめします

契約解除に応じない

国民生活センターによれば、2019年度に太陽光発電に関して寄せられた相談件数は2,420件、その中でも契約や解除に関するものは1,556件を占めます。一度契約したものの、施工金額の高さや他の業者との比較により、今の契約を解除したいと申し出ても、さまざまな理由をつけて業者が契約解除に応じないケースがあります。

契約解除に限らず、一方的に話を進める業者は悪質である可能性があります。疑問を感じたら、国民生活センターなどに相談してみましょう。

施工がずさん

一部の太陽光発電業者は、設置技術のノウハウが不足し、そのせいで施工不良が発生することがあります。よくある施工不良は雨漏りですが、それ以外にも工事のせいで不備が出るかもしれません。悪質業者を選ばないためには施工実績のチェックも必要です。

悪質な家庭用太陽光発電業者を見極めるコツ

悪質業者を選ばないためにどうすればよいのでしょうか?業者と話しているときの見極めポイントを3点提示します。

メリットばかりを説明し、デメリットを説明しない

悪質な業者、あるいはとにかく実績稼ぎをしたい業者は、急いで契約を取り付けようとします。そうなると、顧客が契約を決断するためのメリットばかりを強調しがちです。しかし、太陽光発電に限らず、メリットしかないことはほとんどありません。

「あやしいな」と思ったら、業者にデメリットの説明を求めましょう。その際に、まともに解答できないようであれば悪質業者か能力不足の業者ですので、契約を見合わせたほうがよいでしょう。

割引を強調し、“今なら”といった売る文句を多用する

早く契約をとるために、最も有効な手法が期限を切ることです。「〇月中にお申し込みの方は、〇割引」「今回のようなお得なキャンペーンはめったにありません!」「この地域の方だけの限定プランです」といったお得感や特別感をあおる手法はどの業界でも見られます。

しかし、太陽光発電の場合、少なくとも100万円以上の費用がかかる大きな買い物です。それを、割引だけで決断するのはリスクが多すぎます。割引やお得感、特別感をあおりすぎる業者は眉唾物です。

名刺や資料を渡さない

通常、太陽光発電設備の設置相談で店舗を訪れた際や訪問販売で販売員が自宅に来た時に、次の予約をとるために名刺を顧客に渡します。そのほうが、交渉を継続しやすいからです。しかし、まれなケースですが名刺を渡さないことがあります。名刺を渡さないということは、継続して交渉する意思が少ないことの表れです。

また、提案中に用いた資料を渡さないケースもあります。これは、他社との比較検討をさせたくないからかもしれません。名刺を渡さず、資料も渡さないのに契約を迫る業者は、かなり悪質である可能性があります。

家庭用太陽光発電業者を選ぶ際に意識するべきポイント

それでは、家庭用太陽光発電業者を選ぶにはどのような点に注意すべきでしょうか。

自社施工で豊富な施工実績を持つ業者を選ぶ

業者は発電設備一式を自前で取り付け・施工できる自社施工の業者と販売と施工を分離し、施工を他の業者に委託する他社施工の業者に分けられます。他社施工のすべてが悪いわけではありませんが、自社施工のほうがより細かなニーズを反映しやすいのは確かです。

自社施工なら「売るだけ売って、あとは知らない」といった無責任な対応はできませんので、その点でも安心です。また、施工実績も重要で、実績が少なすぎる場合、ノウハウの蓄積が足りないかもしれませんので、よくよく吟味したほうがよいでしょう。

複数メーカーの製品を提案できる業者を選ぶ

太陽光発電設備はさまざまなメーカーが手掛けています。それぞれのメーカーによって得意・不得意がありますので、自分のニーズに合ったメーカーを選ぶのはとても大事なことです。

複数メーカーを選べるということは、それだけ、その業者がメーカーとしっかりしたつながりを持っている証ともいえますので信頼度を高く見積もってもよいでしょう。さらに、複数メーカーの認証(販売ID・施工ID)を持っている業者ならなお安心です。

保証やメンテナンスがしっかりしている

太陽光発電設備は10年以上にわたって使う製品です。その間に、トラブルや破損など不慮の事態が起きるかもしれません。トラブル発生時の保証までしっかり対処してくれる業者を選ぶのはとても重要なことです。

 

今回は悪質な太陽光発電業者の特徴や見極めるコツをまとめました。悪質業者は、すぐに契約を迫り、ウソや誇大した説明をしたり、施工がずさんだったり、契約解除に応じなかったりといった特徴があります。メリットしか説明しない業者や割引や期間限定の多用、名刺を渡さないなどの様子が見られたら、契約を見合わせたほうがよいかもしれません。

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