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太陽光発電システムは新築時に導入すべき?後付けはやめておくべき?

公開日:2022/03/15


太陽光発電システムは、晴れの日に蓄電してそのエネルギーを利用できるとてもエコな仕組みになっています。設置には費用が掛かりますが、長い目で見た場合節電という面でかなりお得であるため、導入を検討している方もいるのではないでしょうか。そこで、今回は太陽光発電システムをいつ導入するべきかについて解説していきます。

太陽光発電を新築時に導入するメリット・デメリット

太陽光発電は新築時に導入するか後付けするかという選択肢があります。新築時に導入するメリットは、太陽光発電システムありきの家づくりができることです。屋根の形状や方向、角度、発電パネルの種類や設置方法などを、数多くの選択肢から選べます。

そして配電盤に近い場所にあらかじめパワーコンディショナーを設置し、発電効率を上げることにもつながります。発電パネルは南向き、または南東~南西にかけて設置すると最も発電量を増やすことが可能です。

そこで、南を向く屋根の面積を増やし隙間なく発電パネルを設置して、太陽光発電のエネルギーを家庭用のエネルギーに無駄なく変換できます。新築工事の費用に設置費用を組み込むことで、単体で設置するより安く済むケースもあります。

家の設置場所を考慮する必要がある

新築時の導入にはメリットがたくさんありますが、当然デメリットもあります。太陽光発電ありきの家を建てるには、土地の確保に時間がかかります。南向きの屋根を設置できる場所が空いているか、周囲の高層ビルや背の高い木々が発電の邪魔にならないかといった条件も考慮しなくてはいけません。

建てたい土地を見つけてもそこが太陽光発電に不向きだった場合、また別の場所を探すか発電パネルの設置を諦めるかの選択をとる必要があります。普通に家を建築する時より考えることや手間がかかり、費用もかさむことを覚えておきましょう。そして、屋根と節電パネルが一体型物のものを使用する場合は住宅の一部と見なされ、固定資産税が課税されます。

太陽光発電を後付けするメリット・デメリット

発電パネルは既に建っている家にも設置可能です。そして、住む場所は確保されているため、発電パネルを設置してくれる業者をじっくり選ぶことができます。太陽光発電に特化した業者を選ぶことで選択肢の幅も広がり、効率よく太陽光発電を利用できるといえます。後付けが基本的には取り外し可能な発電パネルを設置することになるため、固定資産税がかかりません。

屋根の状態を把握しておく

発電パネルを後付けする場合、少なからず屋根に負担がかかります。築年数が経過している物件だと、まず屋根の補修から始めなくてはいけない可能性があります。補修せずに発電パネルを設置してしまったら、修理が必要になった際に発電パネルを外して修繕し、再び発電パネルを設置するという手順を踏まなくてはいけません。その分費用も掛かってしまうので、屋根の状態はきちんと把握し必要に応じて修理してから発電パネルを設置しましょう。

また、屋根の形状や方角、傾斜などが太陽光発電に向いていない場合、高い費用をかけて発電パネルを設置しても思ったより発電量が見込めないことも。周囲が高い建物に囲まれて陽が当たらない家に発電パネルを設置しても意味がありません。このように、導入したくてもできない、または損してしまうケースがあります。

新築時の導入と後付けで設置することの違い

新築時に太陽光発電システムを導入する場合、対応してくれるのは家を建設する工務店やハウスメーカーです。太陽光発電の業者に頼むこともできますが、窓口が2つに分かれてしまうためやりとりの手間が増えてしまうことを覚えておきましょう。工務店やハウスメーカーによっては太陽光発電システムを取り扱っているところもありますが、種類が限られていることも。それに対して、後付けの設置は初めから太陽光発電の業者に依頼できるため比較的スムーズに進むでしょう。

一方、新築時の導入は住宅ローンに設置費用を組み込むことが可能であり、1度にまとまったお金を支払う必要はありません。後付けだと現金払いまたはソーラーローンのどちらかになります。そして、後付けの方がソーラーパネル設置に関する施工が増えることから費用が割高になることが多いです。これから家を建てる方で将来的に太陽光発電システムの導入を考えているなら、始めから屋根に取り付けることをおすすめします。

 

太陽光発電システムを導入するメリット・デメリットを新築時、後付けの2つのパターンに分けて紹介しました。既に家を所有している場合は後付けするしかありませんが、これから家を建てることと太陽光発電システムを導入することを両方検討しているのであれば、最初から発電パネルを設置しておくと長い目で見た時にお得だといえます。両者の特徴を比較して、自分の目的や予算に合っている方を選択してください。

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