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天気や天候が悪い時の太陽光発電ってどうすればいいの?

公開日:2019/09/15

太陽光発電は、曇り・雨などの日には発電量はゼロになるのでしょうか?

こちらの記事では「曇りや雨の日に太陽光の発電量がどうなるのか」、「天気が悪い時の対策」について紹介しています。自宅の屋根に太陽光パネルの設置を考えている方は、天気が悪い日の太陽光の状況についても把握するために、ぜひ最後までお読みください。

曇り・雨など天気悪い日は全く発電しないのか

太陽光のデメリットを考える時、やはり気になるのは天気が悪い日の発電量についてです。結論から言えば、曇りや雨の日でも完全に発電しないものではありません。

しかし、発電量がガクッと下がることは事実です。目安として、一般的に曇りや雨の日の日射量は5分の1から20分の1くらいにまで低下しまいます。

下がった日射量に比例して、太陽光の発電量も下がると考えておきましょう。そのため、曇りでも明るい日には比較的多くの電気を発電し、かなりどんよりと薄暗い日には発電量は減るのです。

・寒い冬でも日差しがあれば発電量は変わらない
天気が悪い日に太陽光の発電量が減ることは理解できました。それでは、雪が降るほど寒い地域の冬には発電量は下がるのでしょうか。

結論として、気温が低くなることは基本的に問題ありません。太陽の日差しが当たっていれば、いつもと変わらず発電してくれます。

ただし発電量に問題が出るのは、パネルに雪が積もってしまった場合です。積雪によりパネルが完全に覆われると、発電量はゼロになる可能性があります。

ただし、パネル自体は問題なくとも、気温が低くなるとパワーコンディショナなどの周辺機器が故障する恐れがあります。これはなぜかというと、太陽光には気温が下がれば下がるほど変換効率が上積みされるという性質があるからです。

つまり、気温が下がって変換効率良くなり周辺回路にかかる電圧が大きくなると、機器の故障を引き起こす可能性があるということ。この辺りはメーカーが対策を行うべきポイントですが、あくまでも可能性があることを覚えておきましょう。

・暑い日の方が発電量は減る
さて、寒い冬でも日差しさえあれば太陽光は全く問題ないとお伝えしました。一方、気温が高くて暑い日の方が発電量は下がるので注意が必要です。

気温が35度を超えだすと、パネルの表面温度は60度以上になることもあります。パネルは表面の温度が10度上がると2〜4%ほど電圧が低下してしまい、発電効率が悪くなる性質を持っています。

つまり、暑い日の方が発電量が少なくなるということです。国際的な規格で、メーカーが公開する発電効率は25度の環境下で測定した数値となっています。

つまり、カタログに記載されている通りの発電量を期待できるのは25度の気温だということ。温度が上がれば上がるほど発電効率は悪くなるので、夏に猛暑となる地域の場合は注意が必要です。

天気が悪くて発電効率が下がることへの対策

それでは最後に、悪天候により発電効率が下がることへの対策を紹介してまいります。

・蓄電池を設置する
太陽光と非常に相性のいい蓄電池という設備をご存知でしょうか。蓄電池とは、太陽光で発電した電気を溜めておくための設備のことです。

なぜ蓄電池が天気の悪い日の対策になるのかというと「晴れている日にたくさんの電気を溜め込むことで、天気が悪い日に発電量が落ちるぶんをカバーしよう」ということです。自宅で使用する電気を太陽光パネルに頼ろうと思っても、天気が悪い日や夜には自家発電の電気は使えません。一方、蓄電池があればそういった時でも自宅の屋根で作り出した電気を使うことが可能になるのです。

・なるべく発電効率が良い製品を使用する
太陽光パネルは、どのメーカーのどの製品を使用するかによって発電効率が変わってきます。もちろん予算次第にはなりますが、なるべく発電効率が高い製品を設置することで天気が悪い日の対策になります。

なぜなら、そもそもの発電効率が良ければ天気の悪さによって発電効率が下がっても、比較的発電量を確保しやすいからです。また、メーカーによって強い環境が違ってくるので、現場に強い設置業者に相談してみるといいでしょう。

 

いかがでしたか。今回の記事では、太陽光発電は天気の悪い日にどうなるのかを解説しました。太陽光発電は曇りや雨の日にも完全にゼロになるわけではありませんが、発電量がガクッと下がることは事実です。

また、天気以外にも温度が高くなればなるほど太陽光の発電量は少なくなってしまいます。曇りや雨など天気の悪い日をカバーするためには、太陽光パネルと一緒に蓄電池を設置擦るのがおすすめ。

なぜなら、蓄電池を用意しておくと晴れている日に電気を蓄えられるからです。今回の記事で紹介した内容を、ぜひ今後の太陽光発電運用に役立ててくださいね。

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